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Shozo Michikawa 道川 省三

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作家について

土はすでに生きています。作家の仕事は、その行き先に耳を澄ますことから始まります。

Shozo Michikawa seated in his wooden studio
01 / 作家の言葉

私は自分を、これらのかたちの作り手だと考えたことはありません。手に届いた時、土はすでに生きています。私はただ、その行き先に耳を澄ませます。

轆轤で回転する力を与え、その力に逆らいながらねじることで、器は土にも私にも予想できなかったかたちへたどり着きます。

これが私のいう「結自然」です。自然を芸術へ、そして芸術を自然へ返していくことです。

Sculptural ceramic vessel with dried flowers displayed in a tokonoma alcove
02 / 土の記憶
土の記憶を、
光がひらく。

灰、ひび、折り重なる縁には、つくられた時間が残っています。光は表面を飾るのではなく、土がくぐり抜けたものを浮かび上がらせます。

02 / プロフィール

1953年、北海道虻田郡洞爺湖町生まれ。1975年に青山学院大学を卒業。瀬戸を経て静岡県笹間町で制作を続け、陶による造形を国内外で発表しています。

詳しい経歴

03 / 制作
01

均一さではなく個性を見て土を選びます。鉱物の記憶は、焼き上がった表面にも残ります。

02

轆轤

轆轤が遠心力を生みます。対称性を整えるのではなく、その動きに逆らってかたちを押し進めます。

03

ねじり

縁が折れ、量塊が分かれます。一つひとつの手の動きが、地層に残る圧力の記録のように刻まれます。

04

笹間の穴窯には七日七夜、松が焚べられます。灰、炎、窯の空気が最後の肌を描きます。

Shozo Michikawa examining a fired ceramic work in the Sasama studio
04 / 不確かさ

窯が
決める。

炎が冷め、窯の扉を開くと、入れた時と同じものは決して現れません。作品は予想するものではなく、受け取るものです。

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05 / スタジオ

瀬戸から笹間へ

静岡県笹間町
日本